カテゴリー : 音楽業界

アイドル論~「We are the 岬めぐり」

前の回で、私はこう書きました。
「私、FM大阪時代に多くのアイドルの方と仕事させていただいた。
その名も「山本コータローのアイドルランド」(全国ネット)という番組もやっていた。
文字通り、毎週アイドルがゲストに来て、山本コータローさんの名作「岬めぐり」の一節を歌ってもらう。
それを、後で編集して、30人ぐらいのアイドルが次々に歌ってつなぐ「岬めぐり」を完成させた。
1度だけ、完成品をオンエアしたが、あの音、今どこにあるのだろうか。
誰か持ってたら、こっそりyoutubeにアップしてもらえないかな?」


で、調べたら既にアップされていました。
なつかしい~♡
歌ってくれたアイドルは26人。
以下はそのリストです。


三田寛子、少女隊、香坂みゆき、風見慎吾、沢田聖子、伊藤麻衣子、サリー、C-C-B、芳本美代子(吉本は間違い)、柏原芳恵、菊池桃子、近藤真彦、志村香、本田美奈子、井森美幸、荻野目­洋子、宮崎ますみ、高橋真美、石川秀美、松本伊代、The Good-bye、The Tube、岡本舞子、戸川純、河合その子、河合奈保子


1985年の「コータローのアイドルランド」からだったと思います。
現場に私はいたのですが、あんまり詳しく覚えていません。
早い話、キャンペーンに来られていたアイドル歌手に、むりやり一節ずつ歌ってもらって、当時話題になっていた「We are the World」風に仕上げたというものです。
そのタイトルは「We are the 岬めぐり」です。
一度お聞きください。



ただ、FM東京の番組という表記がありますが、制作はFM大阪です。ま、どうでもいいことですが。
収録スタジオは虎ノ門にあるFMサウンズ。
スポンサーはシャープで、毎回宣伝担当の方が、写真とサインをゲットしに立会っておられました。
今も、お作りになった写真アルバムを見ながらニヤニヤされていることでしょう。




アイドル下世話ばなし

アイドルについて、下世話な話というか、思い出話を書いてみる。
興味なかったら、二度と書くなとコメントください。


私、FM大阪時代に多くのアイドルの方と仕事させていただいた。
その名も「山本コータローのアイドルランド」(全国ネット)という番組もやっていた。
文字通り、毎週アイドルがゲストに来て、山本コータローさんの名作「岬めぐり」の一節を歌ってもらう。
それを、後で編集して、30人ぐらいのアイドルが次々に歌ってつなぐ「岬めぐり」を完成させた。
1度だけ、完成品をオンエアしたが、あの音、今どこにあるのだろうか。
誰か持ってたら、こっそりyoutubeにアップしてもらえないかな?


印象的だったアイドル、その一人は石川秀美さんかな。
私の番組に出てもらっている時に、事務所には内緒で当時仕事がほとんどなかった薬丸裕英君と交際。
妊娠がわかって、いきなりカミングアウトし、「私、芸能界やめます!」と宣言したのには驚きました。
本当にしっかりした女性で、今も妻として母として完璧にやっていることだと思います。


もう一人は、斉藤由貴さん。
「斉藤由貴のサウンドクルージング」(FM全国ネット)で一緒に仕事をしたのですが、スケールの大きなすごいアイドルの一人でした。
やはり、番組をやっている時に、あの悲劇のアーチスト、尾崎豊と交際。
最終的には破局したみたいですが、番組の収録の途中にも電話していたようです。
あ、こんなことばらしたら、怒られるかな。
斉藤由貴さん、しかし、本当に勉強家というか、よく本を読んでいました。
それも、そんじょそこらの本ではありません、文化論とか芸術論とか、私も読んだことのないような本が多かったです。
「何とか、読みました~?」と聞かれて、ドギマギしたこと数知れず。
それと、話題になっている映画は、ほとんど見ていたのに驚き。
私、時間があったら映画館に行きますと言っておられました。
「アムリ」の主人公みたいな人でしたね。


最近では、元メロン記念日の柴田あゆみさんも面白い存在です。
ソロという形で、先日アーチスト活動を再開されました。
事務所とか、マネージャーとか、芸能界に対して厳しい目を持って望んでおられます。
アイドルはちゃんと教育しないとダメ、私はその点恵まれていたという感想を言っておられました。
今は、NACK5で深夜放送を担当されています。(STROBE NIGHT 火曜日担当 深夜1時~)
人知れず応援しております。


私が関与している大阪のアクターズスクールにも、何人かのアイドルやアイドル予備軍がいます。
その中で、期待しているのが、鎮西寿々歌ちゃん。
現在、NHK教育テレビ(Eテレ)の「大!天才てれびくん」にレギュラー出演しています。
昔はかわいい少女だったのですが、中学生になりアイドルらしい雰囲気が出てきました。
一度、この欄でも彼女について、詳しく紹介してみようかと思っています。
何か質問ありましたら、コメントください。


ということでアイドル下世話ばなし。
もう遅いので、このあたりでお開きをば。




JPOPの挑戦?

朝日新聞夕刊で、今週から「Jポップの挑戦」というシリーズが始まった。
「CDなどの音楽ソフトの日本の国内生産額は1998年の6074億円をピークに下がり続けている。昨年は半分以下の約2836億円までに落ち込んだ。苦境に立つJポップ業界はいま、海外に活路を見いだそうとしている。」と書く。
3238億円の売り上げ減である。
音楽というジャンルは今も人々の心の中に盤石に存在しているが、それが生み出す富は半分以下。
何か、釈然としないものが残りませんか。
音楽文化自体がシュリンクしたとはとても思えない、結局売上自体が落ちた、その原因は何?
業界は言う、それは違法コピーの横行だと。
パソコンやネットが違法なコピーを助長している、それが元凶なのだと。
そう言われると、そんな気もしないでもない。
なるほど、つまり悪いのは、違法コピーする連中なのだと。
こういう違法行為を摘発すれば、売上はまた上がるはず、だから、もっと啓蒙し、違法行為をやめさせないといけない。
ここまで業界が断言すると、こういう声も聞こえ始める~「そうか~?」
もしコピーを完璧に規制すればどうなるか?
私は音楽業界がさらに衰退するのではと危惧せざるを得なくなる。
そんなややこしいこと言うなら、もうそんな音楽は聞かないよ、CDも買わないよ。
そこまで金をかけて手に入れるものではない、そんな声も聞こえてくるような気がする。
音楽の前に出版物がそうなっている。
別に違法コピーが横行しているわけではない。
だが、出版の売上は音楽以上に落ちている。
それは、本離れ、活字離れなんて言われているが、結局ユーザーのニーズに真っ向から向かいあわず、過去の成功体験ばかりに固執したからではないだろうか。
再販制度なんて、何のためにあるのかと首をかしげる人も増えている。
だが、それがなければ文化は衰退する、それでもいいのかとユーザーを脅したのは出版業界。
その結果の売上減ではなかったか。
過去の利権を守ろうとしても、ユーザーは既にそれを見透かしている。
ややこしいこというなら、買わないだけだと。
著作権法を改正しようと、規制を強めようと、もはや過去の成功ノーハウは通用しない。
それが時代の流れなのだ、逆流することなどありえない。


朝日新聞の記事に戻る。
第1回目では、とにかく海外に打って出ろと提言する。
K-POPがそうであるように、もっと商売の機会を海外に求めろと、それで少しずつ成功しているアーチストもあるとラルク・アン・シエルなどのビジュアル系のバンドを例として挙げている。
2回目は、K-POPがネットを使って世界に広がったと書き、それに対抗できるのは日本では初音ミクしかないと関係者の声を紹介している。
極端な話ではあるが、世界を見据えればネットの利用にもっと専門的な知識を醸成していくべきだという主張はよくわかる。
3回目の今日は、音楽市場の中ではまだライブの価値は高いと書く。
「2001年に875億円だったポップス系コンサートの市場は、10年には1241億円に拡大。」とある。
それは、確かに私も実感している、ライブ市場は可能性がまだまだ大きい。
ただ、ライブ市場は収益性が悪いのがネックだ。
売上は大きいが、支出はそれに負けず劣らず大きい。
CDの売上は途中からお札を刷るのと同じになり、売れるものがすべて利益だった。
ライブは、ご存じのように、販売できるチケットには限界があり、売れればいくらでも刷れるというのものではない。
そのためにネットを使って、ライブ映像を同時に売ろうというのだが、さてそんなにうまく行くのだろうか。
今の音楽市場の停滞状況をネットを利用することによって打開しようというのは、わからないではない。
しかし、このビジネス、そんなにおいしいだろうか?


明日からも、このシリーズは続くはず。
しばらく本欄でも、追いかけて行きたい。