カテゴリー : 2012年 9月30日

ラジオに望むこと

昨日、かつてFM大阪があった中之島の朝日新聞ビルが取り壊されるというので、関係者が集まりパーティを開いた。
私も都合がついたので出席してきたが、久しぶりに会う人も多く、楽しい時間を過ごすことができた。
中で、とりわけ懐かしかったのが私が制作を担当していた「Pops We Love You!」出演の田村愛ちゃん。
番組はポップスのベスト10番組で、土曜日夕方に放送、なかなかの人気番組だった。
メインDJは今もアーチスト活動を続けている増田俊郎
通称、マッスン。
柳ジョージやJウォークに曲を提供したりもしていた。
構成作家として、今は文化人兼養蜂家の上田賢一郎氏。
毎回ちゃんと台本を書き、ベスト10もスタッフで本当にたくさん送られてきていた葉書を集計して作っていた。
もはや、メールでもあんなに反応は来ないだろうなあ。


さて、田村愛ちゃんである。
24年ぶりの再会。
もう50を過ぎたというのだが、正直30代にしかみえなかった。
いや、20代の私が知っている時より魅力的になり、思わずむしゃぶりつきたくなるくらい。(おかげで2回もハグしてしまったが)
今、何してるの?
亭主のやっているイベント会社を手伝っている、豊島美雪さん、今うちの所属、あ、元阪神の広澤克実も。
ネッツ・コミュニケーションズ取締役の名刺。
よかった、タレントやめていて、味のある喋りはするが、基本的に下手くそ。
イベントのMCとか、とても任せられない人だったからね。


さて、そういうことはさておき、昔の仲間が集まったパーティの場は旧交を温めると同時に、今のラジオへの不満などを語りあう場でもあった。
私は思い切り、叫んだ。
今のFM大阪、自社制作番組をもっと増やすべき、東京からのネットを漫然と受けるべきではない。
多分、その場にいた人たちは、大体賛成という感じだった。
面白い放送をするためには、自分たちで番組を作り、それを批判したり評価しあったりする環境が必要だ。
しかし、そんな経験が共有されなくなった今のFM大阪に望むのは無理かもしれない。
この場でいくら盛り上っても、それは大した力にはならないのは残念ながら否定できないのだ。


このパーティ、現役の社員、スタッフにも招待状を送ったらしいのだが、誰ひとり出席していなかった。
そういう場を胡散臭いと感じたのかもしれない。
今の自分たちとは関係ない場だと思ったのだろう、何となくわかる。
今のFM大阪は、過去のFM大阪とは、どこか切れている。
それは中之島から湊町に移ったからだろうか、それとも過去の栄光に浴し、何となく楽しく生きているOBたちへの不信なのだろうか。
今は、本当に大変なのだ、給料は減る、仕事は面白くない、しかも今の状況がいつまで続くかわからない。
現在と過去は連帯していない、それが何故なのか、曰く言い難いものがある。


そんな切れた関係の中で、FM大阪に何を望めばいいのだろうか。
ラジオに対して、何を望めばいいのだろうか。
昨日も書いたが、私の願いは簡単だ。
ナンバーワンの位置を得るためにもっと切磋琢磨すること。
一人でも多くのリスナーをつかむこと。
みんなが楽しみにしながら、毎日始まりを待つ番組を作ること。
それほど難しい話ではない。
レストランでいえば、みんなが何回でも食べたくなるような料理を出すことと同じだ。
それが商売というものだ。
適当に料理したものしかメニューに並ばないと、誰もわざわざ食べには来ないだろう。
客のニーズに気づかないものに、利益を上げられるはずがない。
そんなことも忘れてしまったのか、いや、元々そんな発想を持った経営者はいなかったのか。


ラジオに望むこと、とりわけFM大阪に望むこと、明日からシリーズとして書いてみよう。
何か、今まで同じようなことをさんざん書いてきた気もするが、まとめてみるとどうなるか。
そういうことで、これからそれを意識してみることにする。
また、読んでみてください、よろしくどうぞ。