カテゴリー : 2013年 7月12日

近況その他

いつのまにか7月の半ば、そして猛暑。
そろそろ何か書かないとと思って、材料を集めがてら、湊町の古巣の放送局へ。
歓迎されているのかどうかわからないが、何人かと世間話。
半蔵門に握られてしまった人事権のこと、伸びない業績、マンパワー不足。
でも、よくやっている部署もあるし、決して暗い未来ばかりではないと語る連中も。
一度に色んなことを聞かされて、消化不良気味の私。
もう少し整理しなおしてて、後日このブログで取り上げるつもり。
しかし、毎日本当に暑いなあ。


最近、気になっていること。
先日発表されたNOTTVの決算、何と215億の赤字だと。
NOTTVを運営する株式会社mmbiの第7期決算公告、私はこちらのブログで見ることができた。
色々感じることがあったのだが、まず今期が7期目だったこと。
そうか、2006年に既に会社をスタートさせていたのか。
当初は、「株式会社フジテレビジョン・伊藤忠商事株式会社・株式会社エヌティティドコモ・株式会社スカイパーフェクトコミュニケーションズ・株式会社ニッポン放送」の参画で発足。
その後、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、電通などが加わって行ったようだ。


最初の報道資料にはこうある。

日本におけるデジタル放送の発展のため、日本が開発した地上デジタル放送方式であるISDB-T方式を用いた新しいマルチメディア・サービスを研究し、地上アナログテレビ放送終了後の帯域において、同方式を用いたモバイル・マルチメディア放送に当該帯域が割り当てられるよう、その有用性をプロモーションすることを目的  (中略) 本帯域を有効に活用し、コンテンツ提供の多様化をはかり、国民の情報生活の向上に貢献する新しいマルチメディア・サービスの創生をめざす

そして、昨年4月スタートしたのがNOTTV。
初年度目標は100万契約達成だったが、結局6月までかかってしまったようだ。
今は120万を越えたぐらいとか。
ペイラインは500万契約、うわあ、まだ長いなあ。


NOTTVはNTTdocomoと一蓮托生、立派なNTTグループの一員。
NTTグループって、社員だけで10万人近くいるんじゃなかろうか。
それに家族がいて、関連企業があって、下請け業者がいて、一体、関係者ってどれぐらいいるんだろう。
それでいけば、100万人なんて簡単なはず。
後は、スマートフォンへの買い換えを促進させれば楽勝ではないか。
などと、多分docomo関係者は思ったのだろうなあ。
でもね、いくら関係者でも、日頃お世話になっていても要らないものは要らないんだよな。


多分、取引業者は大変だと思うよ。
月に420円、年間で5000円あまり。
それを100台分は契約させられる。
年間50万円ぐらい、当たり前だろう、なんて言われているのかな。
でも、ひかり回線だの、プロバイダ契約だの、日頃世話になっているのだから当然と言われて入らされているサービスは数知れず。
それに又こんなノルマまで。
もう、無理・・・・。


そういうわけで、NOTTV、笛吹けど踊らずで、低迷中というわけかなあ。
決算書で見ると、資本金あと170億しか残っていない。
次年度も215億の赤字を出せば、完全債務超過。
ま、今年は100万人を越えたのだから、50億は最低でも売上があるので、ギリギリセーフかもしれないが。
さて、どうなる?NOTTV。


個人的な意見ですが、今の番組内容、少し考え直した方がいいと思う。
もっと何と言うんか、とがったもの、サブカルチャー的なものをラインアップさせるとか。
ケータイの客をごっそりいただこう、みたいな従来のテレビ的手法だと、今あるものとバッティングして広がりが作れないのではないか。
何が何でも加入したいと思えるものでないと、ライバルには勝てないでしょう。


NTT関係者、頭のいい人もいるのだから、多分これから何らかのてこ入れをして、契約を増やしてだろうけど、頭の固いオッサンも多い業界だから、まだまだ時間かかるだろうな。
これがソフトバンクなら、とっくに500万超えているのではないだろうか。
もっとも、こんなビジネスに手を出すのは損だと、孫さんなら判断されるかもね。