ラジオの聴取習慣率

1ヶ月ぶりのブログ。
ラジオに関する話題、正直いってあまりない。
淡々とラジオの日常が過ぎ去っていく、そんな印象だ。


共同の配信に、ビデオリサーチが16日に発表したラジオの「聴取習慣率」についての記事があった。
ラジオを日常的に聴いている人の割合を示す「聴取習慣率」の都道府県別調査で、沖縄県がトップ、2位は岩手県、3位は山形県、以下長野、北海道、宮城、鹿児島と続くそうだ。(以下引用)

 調査は昨年10月、全国約2万8千人を対象に初めて実施。午前6時~午前0時の時間帯別に、ラジオを聴く習慣があるかどうかを尋ね、各時間帯の数値を平均して「ラジオ聴取習慣率」とした。
 トップの沖縄は聴取習慣率11.5%で、35~49歳の男性に愛好者が多かった。平日午前7時台に聴く習慣がある人の割合が21.3%と最も高く、同時間帯の全国平均より7.6ポイント高かった。
 東京都、大阪府など大都市圏では、聴取習慣率は低い傾向にあるが、埼玉県は9位に入った。

個人的な感想だが、多分普段車を使う人が多い地域はラジオの聴取習慣率が高いような気がする。
大阪や東京は、通勤に車を使うことは少ないので、自ずと数字が下がるのは仕方がない。
ラジオはわざわざ聴くメディア、大都会ではその傾向が強い。
お店や小さな事務所では、何となくラジオが流れていたりするが、学生や生徒がわざわざラジオを聴かないのは、そういう機会に恵まれないからだろう。


今は、スマホでラジオが簡単に聴かれるようになった。(もちろん、radikoのおかげ、これでわざわざ聴く必要はなくなった。)
だから、ラジオはこの機会を逃さず、スマフォを使った聴取習慣を作る努力をするべきだ。
だが、何度も言うが、ラジオ業界はほとんど何もやっていない。
広告代理店が、聴取習慣を作ってくれる、色んなプロパガンダを通じて、そう願っているのだろうか。
どこでもラジオが生まれたのに、それをちゃんとPRしないラジオ、今までのマーケティングと矛盾するので二の足を踏むという.ことなのかもしれない。
どれだけ聴かれているか、具体的な数字がコンスタントに提示できるのに、それを忌避するラジオ。
ガチンコ勝負は避けたい、今までの八百長的商売がいい、言葉は悪いが、その印象もぬぐえない。


何故、そんなにおのれのメディア価値が明示されるのを嫌うのだろう。
前にも書いた、私のかつての営業部長が言ったセリフ。
「聴取率調査は、商売のためにするのだ。真実を知るためにするわけではない。」
良い数字なら外に出すが、悪い数字は一切出さない。
大きな広告代理店は、放送局の実施する調査とは別に、独自の調査も実施している。
スペシャル・ウィークなどとは全く関係ない時期に、本当の数字を得ようとして。
そして、今ではradikoを使った、分単位でのリスナーの増減が読める。
何が効果があり、何が全くリスナーに刺さっていないか、彼らはお見通しのはず。
広告代理店がラジオに興味を示さなくなったということに、一つの答えが出ているのではあるまいか。


本当に、うちの局、反応ないんだよねえ。
レスポンス広告も、情けない数字しか出ない、どうしたらいいのかね。
そんな声もあちらこちらから聞こえてくる。
なら、レスポンス広告はやめよう、反応がないのが明らかになるのはヤバいから、なんて話も聞いたりする。
radiko、何のために導入しているの、何のために毎月ウン十万の金を払っているの?
本当の数字で勝負できるように、その活発な活用を働かなければ、ラジオに未来はないでしょ、繰り返しになるけど。


でもねえ、言っても言っても、何にも返ってこないんだよね、マルチメディア放送も、根本的な部分でマーケティングがなされていないし。
結局、ラジオは今も日常の中に埋没しているのだろう。
キラっとした芽がそこに生まれているのに、目をそむける連中の何と多いことだろうか。



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